Interview

インタビュー

シェフプロフィール

鈴木夏暉

長野県出身
幼少期に料理人だった祖父の影響もあり、料理の道へ。長野県佐久市のジンガラから料理人人生をスタートし、その後、イタリアに渡る。ナポリのプレジデンテで経験を積んだのち、その後デンマークへ。デンマークでは、「世界のベストレストラン50」で4度も世界一に輝いた『noma』、一つ星レストランの『kadeau』で発酵調理などを学ぶ。2020年に帰国後、軽井沢に『Naz』をオープン。 ゴ・エ・ミヨ2021にも掲載され、あっという間に人気店に。

Q. 店名の意味は

”naz”はイタリアにいた時のニックネームです。”夏暉（なつき）”が”naz（なず）”に。
 

Q. お店の特徴を教えてください

発酵と熟成がテーマです。食材と向き合い、そこに発酵と熟成とで食材の力を最大限に引き出していきます。もちろん素材にもこだわっています。発酵と熟成に耐えうる素材、生きる素材を探し続けています。信州は素材の宝庫ですし、軽井沢には軽井沢サラダファームの依田さんのつくる美味しいお野菜があって、ありがたく、また、インスピレーションをいただいています。
 

Q. どんなお店でいたいですか

食を通して、お客様に新たな体験をしていただけるようなお店でありたいと思っています。
 

Q. おすすめメニューは

当店はランチ、ディナーともに一つのコースだけになっています。すべてのお皿、お客様に楽しんでいただけるようにと思っています。シーズンごとにメニューを変えていますが、すべてのシーズンにご提供しているのが、シグネチャーメニューの『熟成させた信州サーモンに発酵トマトのソース』です。季節のお野菜を使った一皿はお野菜の可能性に挑んでいる料理ですので、こちらも楽しんでいただけたらと思います。また、お料理一皿一皿に合わせたワインのペアリング、ノンアルコールのペアリングも当店ならではのペアリングになっていますのでお楽しみいただけたらと思います。