使われる食材は信州をメインにしながら、日本全国から厳選された食材を磨いた腕で美味しく、美しい料理へと昇華させます。
割烹 祺うちさんに伺ってきました。
佐久平の祺うちさんに伺ってきました。東京三田のアダンや恵比寿の京しずくで研鑽を積んだご主人、京料理を基にした日本料理がいただけます。使われる食材は信州をメインにしながら、日本全国から厳選された食材を磨いた腕で美味しく、美しい料理へと昇華させます。こだわりの店内、こだわりの食器、なによりご主人、奥様の人柄がより美味しく、たのしくさせていただけます。
伺ったのは秋の終わり。最初に出してくださったのは鯛の出汁の茶碗蒸し。まず、おなかを温めて欲しいとの心遣いが嬉しいです。鯛の出汁は上品ながらしっかりとしたうまみ。
八寸は自家製の鯖寿司、鱈の白子、里芋の唐揚げ。脂が乗った鯖を良い具合にしめてあります。佐久は米どころ、合わせる酢飯も丁度良いかたさ、酢の具合です。白子もプリプリで濃厚なうまみとポン酢の盤石の組み合わせで、お酒がすすみます。これらの箸休め的に里芋の唐揚げが口の中をリセットしてくれます。
お椀は舞茸と自家製のがんもどき。お椀をいただくと、あ〜、日本料理は良いなぁと実感します。京料理ならではの昆布出汁が強めのお出汁、そこに舞茸の出汁、がんもどきの油が良い具合に合わさってじんわり美味しさが口の中にひろがります。
お造りはマグロ、ウニ、カワハギにこのわた。カワハギは肝醤油でいただきます。素材の良さが光ります。
冬のはしりということで、この日は兵庫のセコガニ。
最初は内子と外子にお出汁と三杯酢のジュレをかけて。セコガニのうまみたっぷり、食感もプチプチ、ねっとりでいやぁ贅沢な美味しさです。
カニの身はさっと炙って塩でいただきます。
次に出していただいたのが、カニの身にカニみそをこれでもかと絡めた一品。美味しくないわけがありません。
蟹を堪能しました。
締めはご主人の手打ちのそば。柚子の香りとともにそばの香り、のどごし。美味しくいただいて、口の中もさっぱり。
水菓子は柿と手づくりの大福。やっぱり和食はいいなぁと感じ入った夜でした。
ごちそうさまでした。
-The軽井沢(ザ軽井沢グルメ)
電話番号: 0267-73-9102
住所: 佐久市佐久平駅北27-3
平均予算: 15,000円~30,000円
営業: DINNER 17:00~22:00 完全予約制
定休日: 月曜日