ホテル鹿島ノ森 秋山総支配人
Q.軽井沢はどんな街でしょう?
独特な街ですね。
普通の観光地とか普通の田舎の街とは違いますね。
様々なコミュニティがあり、いろいろな方がいらっしゃって、
いろいろな方と知り合って、いろいろな話をしていただいて、いろいろ教えていただいています。
地元はもともと2万人くらいしかいない街ですが、東京から来られている方、別荘の方、移住されている方といろんなコミュニティがあって楽しいですよ。
なんにもないところですけれど、美味しい店にみんなでちょっといこうよって、食事して、ワイワイやったりとかっていうのも時々やっています。
Q.一番の魅力は?
街に品格があり過ごされてる方も、いらっしゃる方もきちっとした方が多いです。
治安もすごくいい。
長野県の中でも軽井沢は特に治安が良くて、穏やかなで住みやすい街です。
Q.ホテル鹿島ノ森はどんなホテルですか?
明治18年に碓氷トンネルの工事で、鹿島建設が軽井沢に来ました。当時の社長がこのあたりは別荘地避暑地として脚光をあびるだろうと着目し、別荘地として開発しました。
それでこのあたりは鹿島ノ森と呼ばれています。
カナダの宣教師であったアレクサンダー・クロフト・ショーも同じ頃に軽井沢に別荘を持ちました。
昭和52年にホテルを建設。
軽井沢で庭のあるホテルは少ないのですが、庭が広く、落ち着いたホテルです。
夏から紅葉の季節は特にきれいです。
もうホテルが立てられないエリアでして、天皇陛下もお泊りになられたこともあります。
部屋数は50室ですべてがツイン。3名でお泊り頂けるお部屋もありますが基本的にはお二人でご利用頂くようになっております。
森の中ですから静かにゆっくりお寛ぎ頂けるホテルです。
鹿島建設の最高相談役であった鹿島昭一から、『ここは、鹿島の迎賓館。品格を守ってやりなさい』と言われていました。
リピーター、顧客が多いのも特徴で、古くから来ていただいているお客さんが多いです。
鹿島最高相談役は食にもこだわりがあり、レストランも皆さんから評価いただいておりまして、特にフレンチトーストが自慢です。
旧軽井沢、鹿島ノ森に佇むホテル鹿島ノ森
1919(大正8)年、鹿島ノ森の別荘地に隣接して、「旧軽井沢ゴルフクラブ」が誕生。華族や実業者ら軽井沢に別荘を構える人々の構想から生まれた、日本で7番目のゴルフ場です。
1956(昭和31)年、ゴルフクラブの宿泊宿として「鹿島ノ森ロッヂ」が誕生。多くの政財界人の社交場として発展を遂げてゆきます。
1977(昭和52)年、ロッヂは全面改装され、「ホテル鹿島ノ森」として生まれ変わりました。
敷地には、雲場池の水源であり、諸大名や宮家などの御膳に用いられたことから「御膳水」と名付けられた湧き水の源泉があります。